経営者に学ぶ/坂正範

坂正範 です。様々な経営者の理念や価値観をまとめていきます。

堀江貴文

堀江貴文(ほりえたかふみ)

 

東京大学文学部を中退。

インターネットに注目し、ウェブページ制作会社オン・ザ・エッヂを設立。

その後、様々な会社を買収し同社を大きな企業へ育てた。

 

 

稼ぐようになるには、自分で思考することが大切。他人の意見に安直に乗る人は、損したままの負け組からずっと抜け出せないでしょう。

 

人間が考えたことは実現すると言われますが、口に出さなければ実現しません。だから僕は、まず口にする。

 

目の前のビジネスをきちんと成立させる。それがサステイナブル(持続可能)に夢を追う秘訣。

 

小利口な人ほど言い訳します。例えば「お金が十分に貯まっていない」とか。お金は何かをするための道具。道具を蓄えてどうするのでしょう。

 

いまだに自分で起業するのは難しいと考えている人がいるかもしれないけど、お金の面での制約はほとんどなくなった。実際、若い人たちはネッ卜で面白いサービスを次々に送り出しています。

 

僕が一番大切にしているのは、毎日を退屈せずに楽しく過ごすことです。つらかったのは捕まったときぐらいで、起業してからの人生はずっと楽しかった。僕は、生まれ変わっても絶対に起業すると思います。いや、もっと早く、小学生ぐらいで起業できれば最高だったとさえ思っています。

 

僕がベンチャーを起業した理由は、大企業の仕事は退屈だと思ったからです。高度成長期のサラリーマンが退屈なルーチンワークに耐えることができたのは、社会の発展に自分の夢を重ね合わせることができたからでしょう。しかし、高度成長期が終焉してからは、そうした共同体幻想を抱くことはもはや不可能になってしまいました。ルーチンワークは、ただの退屈な仕事になってしまいました。というより、そもそも退屈な仕事を、人々が素直に退屈だと認識する正常な世の中になったというべきでしょう。

 

結局何をやるにしても気合と根性ということになります。ものごとを複雑に考えずにシンプルにやるべきことをやる。東大に入りたければ覚えることをピックアップして単純に暗記すればいい。商売をやっているなら熱心にものを売ればいい。成功の道は本当にこれだけなのです。

 

僕がいつも言っていることは基本に忠実になれということです。基本に忠実なんて言うといやな顔をする人が多いかもしれません。なんだそんなことかと。しかし、これは大事なことなのです。多くの人は基本に忠実にやらないで失敗するのです。僕は会社を経営していくうえでこの事実を確認してきました。資金繰りが大切なんてことは誰でも言っているし、あちこちのビジネス書に書いてあることです。しかし、こうした基本を忘れてしまうので実際に会社はつぶれていくわけです。

 

価値観の多様化が容認されていくと、当然「俺は働かない」というのも一つの選択肢になってくるのです。人間の最終的な目標は成功です。フリーターや引きこもりと言われる人たちでも、われわれがとやかくいう権利はないわけです。価値観の多様化は歴史の必然だと思っています。旧世代の価値観でものごとを計ることが不幸のはじまりなのです。

 

自分に自信がある人ほど自分だけでなんとかうまくやろうとするものです。しかし、それでは無駄が多い。成功する人間とは、自分の知識や経験なんてちっぽけなものだと自覚し、他人の力を上手に利用できる人のことです。

 

一度、自分で仕事をとってきてやってみることが大切なのです。会社を通さずに仕事をしてみると、えっこんなにもらえるんですかという話になる。そこではじめてこれまでこんなに上前をはねられていたんだと実感できます。就職とは他人のリスクコントロール支配下にはいるということです。

 

気づいている人間にはチャンスがたくさん巡ってくるわけです。この時代の転換期に旧来の社会システムの破たんに気付かず、ぼんやりしていれば他人から搾取されるだけなのです。それが良い悪いという話ではありません。僕が言いたいのはこれは歴史上で繰り返されてきた事実だということです。

 

誤解を恐れずに言えば、稼いでいる社長は「バカ」か、ものすごい頭のいい人のどちらかで、ほとんどはバカです。バカだからリスクや未来に怯えない。失敗してもすぐ忘れてしまうから何度でも挑戦する。成功するまで挑戦するから、成功者になるのです。

 

「じゃあどうしたの君たちは」僕が問いたいのは「どうなりゃ満足するんだよ」ってことです

 

不安に対する一番の解決策は、とにかく忙しくなること。失敗したらどうするかを考えていても、意味はないし、たいしたものを持っていないあなたがゼロになることを、なぜ恐れるの?

 

多くの若者に、つま先立ちで背伸びをするように、必死で自転車を立ちこぎするように、全力で挑戦してほしい。世の中どんなことにチャレンジしても、たいていはどうにかなる

 

ああ、将来が不安でたまらない」と考えるメリットって、いったい何があるのか?私は、不安というのは、考えた時点で負けだと思っている。先の不安を考えて、いいことがあるのだろうか?何もない

 

自信が信用を生み、信用が人脈や経済価値を生む。さらに、人脈がさらなる人との繋がりや成功のきっかけに繋がっていく。これが、すべての出発点なのです

 

目に見えない自分の価値をしっかりと意識することで、今後の生き方が変わってくるはずだ

 

「自信」「コミュニケーション能力」「投資」 ショートカットして成功するには、これらが不可欠だ

 

私が東大を辞める時、夢にまで東大が出てきた。けれど、勇気をもって損切りができたかどうかで、その後の人生が変わってくるのだ