経営者に学ぶ/坂正範

坂正範 です。様々な経営者の理念や価値観をまとめていきます。

三木谷浩史

楽天の創業者、三木谷浩史(みきたに ひろし)

 

兵庫出身、一橋大学を卒業後、日本興行銀行(現:みずほ銀行)に就職。

ハーバード大学MBAを取得したのち、楽天市場を創業。

 

ライブドア元社長、堀江貴文サイバーエージェント社長、藤田晋リキッド・オーディオ・ジャパン元社長・大神田正文、グッドウィル・グループ元会長・折口雅博らとともに「5人の若手起業家」として注目を集めた。 

 

主な著書:

「成功の法則92ヶ条」

「成功のコンセプト」

「たかが英語!」

楽天市場公式ネットショップの教科書」

 

 

現代社会において、最大のリスクは人生を後悔することだ。

金銭的なリスクなんてある意味大したことはない。 

 

仕事に恋すればいいのだ。恋人と違って、仕事は自分の努力で変えることができる。
本人がどう取り組むかによって、理想の恋人になることもあれば、顔もみたくない天敵になることもある。
それが仕事というものの不思議さだ。

 

ビジネスで成功するかどうかのカギは、結局のところ、仕事を人生最大の遊びにできるかどうかだ。
ホモ・ルーデンス(遊びの人の意)、人間は遊ぶ動物なのだ。人間は遊んでいる時が、最大の創造力を発揮する動物なのだ。
仕事を人生最大の遊びにできれば、人は誰でも有能なビジネスマンになれる。

 

世の中にある仕事で、はじめから面白い仕事なんてそうそうあるものではない。
ならば、巡り合えない面白い仕事を探すより、目の前の仕事を面白くする方がずっと効率がいいはずだ。
仕事を面白くするのは、仕事の内容そのものより仕事の目的なのだ。どんな仕事であれ、目的を見つけることはできるはずだ。
そして、どんな仕事であれ、目的意識さえあれば、それを楽しむことができるのだ。

 

高級スーツに身を包み、気取って話をするより、汗をかきながらでも一生懸命に話をした方が相手がよく聞いてくれることを、僕は経験から学んだ。

 

仕事は僕にとって、最高のエンターテイメントなんです

 

「行動するために考える」、そう考えるのが間違いの元。「考えるために行動する」、そう考えればいい。 

 

収入は仕事の大きなモチベーションになるけれど、それだけでは本当の意味で頑張る力は湧いてこない。
人間は弱い生き物なのだ。どんな人も心の底では、他人の評価や感謝を必要としている。
自分の仕事が誰かを幸せにしているという実感は、仕事を続けていくための極めて重要なモチベーションになり得る。

 

本気で取り組んでも解決できない問題など、この世にはひとつも存在しない。僕は経験上それを知っている。

 

志と挑戦で世の中を変えるほど楽しいことはない。

 

人はビジネスモデルに集まるのではない。大義名分に集まる。

 

大事なのは現実を直視すること。つまずいたら出直せばいい。
そういうダイナミズムがなければ、この時代は生き抜いていけないと僕は思う

 

「こうしたほうがいい」でなく、「こういうことができる」と実例をもってこそ世の中を動かせる

 

勇気を持とう。やらなければいけないとわかっていても、見て見ぬふりをしてしまうところが日本人にはある。
世界のトレンドは変わっているし、いままでの価値観にしがみつくばかりでは滅びるしかない。

 

夢と現実は違うなどという皮肉に、惑わされてはいけない。

それは、 夢を現実に変える努力を怠った人間の苦し紛れの言い訳に過ぎない。

 

この世に不可能なことなどない。

不可能はいつか必ず可能になる。

そう信じることのできる人間が、どれだけ出現するかで人類の未来は変わるのだ。

 

明日、何が起きるかなど、誰にもわからない。
それは事実だ。

けれど、その不確定の闇の向こう側に、未来の姿を見る努力なくしては、未来を開くことなどできはしない。

 

 大雑把に考えて、一日の70%は無駄なことをしていると、思った方がいいくらい、人は無駄なことをしている。

 

経営者意識を持って自分の仕事に取り組めば、見える世界が違ってくる。
ビジネスを見渡す視点が高くなるのだ。

 

生きている限り、人は夢を胸に抱き続けるべきなのだ。

 

 生ぬるい目標を掲げていては人も組織も育たない。少し無茶なくらいの発想、いわば「ちょい無茶」が、人材育成にとって大事ではないかと思う。

 

この世のすべてのものは、相対的な存在だ。ゆえに、常識などという不確かなものを信じてはいけない。

 

夢こそが社会を前進させる燃料なのだ。

 

社会は川のようなもので、一瞬たりとも静止することはない。

 

誰だって失敗は怖い。
僕だって怖い。

会社の規模が大きくなり、仕事が順調に進めば進むほど、失敗を恐れる気持ちは強くなる。
けれどその気持ちに負けてしまったら、会社の成長力は
確実に鈍ることになる。
インターネット時代の企業はいつも最新でなければ生き残れない。 

 

天国と地獄を分けるのは、自分の好奇心と向上心なのだ。

 

意味のない自己顕示欲や、思い上がりは捨てたほうがいい。
結局のところ最終的に成功するのは謙虚に学べる人なのだ。

 

ひとつの分野で勝利したら具体的に何が原因だったかを分析して、そのパターンを他の分野にも横展開する。